CW用オーディオフィルターの実験２

まずはコイルを手巻きしてみました。
「FT-82-75のコアに0.3φのエナメル線を125回巻く」
もう１年以上前に巻いていたのですが、忙しくて組み立てもせず、インダクタンスを測定できる測定器も持っていなかったものですから、放っておいたままでした。
中国から「トランジスタテスタ」を2,000円、AitendoでL/Cテスターを2,000円（これも中国製ですが・・）で買ったものですから、確認してみました。
「トランジスタテスタ」はトランジスタの直流電流増幅度やダイオードの電圧降下にとどまらず、コンデンサの容量やコイルのインダクタンスが測れるという便利なものですが、最初にこれで測定したら・・・

え？25.68ｍH・・・
これに騙されてしまい、実験が1月ほど違う方向に向かってしまい遠回りしてしまいました。
このデータを信じてしまうと

となって

なんとフィルター共振点が1KHz近くになってしまい、手持ちのフィルムコンデンサは1uFと0.47uFしか持っていないので、通過損失も10dB近くあるしこれじゃだめだぁ！って思い込んでしまいました。
それで、これ以上手巻きはやりたくないと思って別の方向へ向かっていました。
その経過はまた、別に報告したいと思います。
色々試していたのですが、ハタ！とL/Cテスタで確認していなかったのを思い出して測定し直してみたら

と、「記事のとおりに」巻けていました(^_^)/
なのでこれでフィルターを作ることにします！
あぁ・・疲れたけど、LTspiceの使い方を少し覚えました。

CW用オーディオフィルターの実験１

古いリグですがIC-756PROを使ってコンテストなんかを楽しんでいます。フィルターもDSP化されたおかげでかなり狭帯域化されているんですが、コツコツと聴こえたりなんか気に入った音になりません。
ずいぶん前にCQ出版社の「トロイダルコア活用百科」を読んでいたら「CW用オーディオ・バンドパスフィルター」の事例が記載されていたことを思い出して、色々実験中です。

回路図は

こんな感じで、「FT-82-75のコアに0.3φのエナメル線を125回巻いて、フィルムコンデンサを使用すること。」との記載がありました。
これをLTspice(OSX版）でシミュレーションした結果が

となって、ほぼ記事通りの結果が出ました。
ただこれが実験では再現しない・・・・（涙）
いろいろ追記していきます。

空中線

固定局のアンテナ
3.5MHz〜14MHzは米国製RDP
MFJ-1758
21MHz、28MHz、50MHzは
ミニマルチ　HA36X（６エレ八木）
144MHz３エレ＆430MHz５エレ八木（TNから３０度固定）
144MHz 430MHz 1200MHzトライバンド5/8λGP
1.9MHzとWARCバンドはSGC製ATで仮設可能
鉄塔はCQタワー（ワカマツ）CCT-14

シャック・・・

無線に関する記録を残しておこうと思いたって、準備していたらプロバイダーのブログサービスは終了するは、やほおブログも終了するなど、いろおいろ探していたらこのサービスを見つけたので書き留めていきたいと思います。（＾－＾）

Grid Loc.はPM53
1.9～1200MhzまでQRV可能です。
メインRIGは IC-756PRO 100W
                 TR-751D 25W
                 C5600D  50W
                 IC-232   10W
                 IC-1201 10Wなどなど・・・・・
おもに国内コンテストに参戦しています。
資格は1アマなんですが諸事情で100Wです。