2019年8月22日木曜日

CW用オーディオフィルターの実験2

まずはコイルを手巻きしてみました。
「FT-82-75のコアに0.3φのエナメル線を125回巻く」
もう1年以上前に巻いていたのですが、忙しくて組み立てもせず、インダクタンスを測定できる測定器も持っていなかったものですから、放っておいたままでした。
中国から「トランジスタテスタ」を2,000円、AitendoでL/Cテスターを2,000円(これも中国製ですが・・)で買ったものですから、確認してみました。
「トランジスタテスタ」はトランジスタの直流電流増幅度やダイオードの電圧降下にとどまらず、コンデンサの容量やコイルのインダクタンスが測れるという便利なものですが、最初にこれで測定したら・・・
え?25.68mH・・・
これに騙されてしまい、実験が1月ほど違う方向に向かってしまい遠回りしてしまいました。
このデータを信じてしまうと

となって


なんとフィルター共振点が1KHz近くになってしまい、手持ちのフィルムコンデンサは1uFと0.47uFしか持っていないので、通過損失も10dB近くあるしこれじゃだめだぁ!って思い込んでしまいました。
それで、これ以上手巻きはやりたくないと思って別の方向へ向かっていました。
その経過はまた、別に報告したいと思います。
色々試していたのですが、ハタ!とL/Cテスタで確認していなかったのを思い出して測定し直してみたら

と、「記事のとおりに」巻けていました(^_^)/
なのでこれでフィルターを作ることにします!
あぁ・・疲れたけど、LTspiceの使い方を少し覚えました。

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