飛びが良くないロングワイヤーアンテナにコイルを挿入
160mバンドに出てみたいのですが庭の広さからロングワイヤーアンテナ用のATUに5mの釣竿から伸ばしても10mから15mくらいが限度です。
この状態でのVSWRはほぼ「2.5~3」で、160mバンドでQSOするためには使っているATUでは電気的長さが足らないようです。
そこでいろいろな方の釣竿アンテナの製作記事を見てみると釣竿のベースにコイルを挿入してモービル運用されている方やそういったコイルを販売している方がいらっしゃいました。
そこで見つけたのがJF6LIUさんの「1.9MHzホイップアンテナ 製作記」でした。
ローディングコイルを巻くのになんと三矢サイダーのペットボトルを利用すると都合が良いとの事。早速作ってみることにしました。
コイルを巻くには材料と確認のための測定器が必要です。
「秋月電子通商」かえら念願のPEAK社のLCメータを手に入れました。もともと中華製TRチェッカーから「PEAK Atlas DCA Pro」に変えて性能に感激していたので、「PEAKE Atlas LCR40」を選択。ついでにPEAKの測定器が2個収納できるケースも買ってご満悦♪
オヤイデ電気では熱で溶けないちゃんとした1.2mmエナメル線1Kg巻(なんと重さ売り)を購入。コイルを巻く胴体は「三矢サイダー1リットルペットボトル」です。まん丸で硬くて巻きやすいです。
440μHとなりました。これを終端コイルとして仮設しました。
この時点で10mのカウンターポイズを4本つけていました。
1.84MHzでキャリアを出して同調を取った状態のグラフがこれで高い方でしか同調しませんでした。FT8の信号が聞こえるようになりましたが全く飛びません。(2022.10.11)
これでしばらく様子を見ていましたが、思い切ってコイルを130ターンに増やし、年明けにポールを移動用からクリエートの6m9エレのブームの残骸約2/3に交換。ワイヤーの高さが少し高くなりました。
これで160mの同調点が少しだけ下がりました。
これで、国内局と9局交信できたので、もう少し突き詰めていきます。
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